【サクッと読める!ミニコラム】公用文における「時」と「とき」の使い分けについて【行政書士が解説】
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公用文では「時」と「とき」は、次のように使い分けられます。
| 時 | 時間や時期、時代などの意味を表わす場合は、「時」と漢字で表記します。 例:若い時は経験にお金を使うべきだ。 |
| とき | 「〇〇の場合」というような意味を表す場合は、「とき」と平仮名で表記します。 例:雨が降ったときは家で過ごします。 |

「時期や時点を限定するとき」に用いるのが「時」、必ずしも時点という限定的な意味ではなく、「条件を示すとき」に用いるのが「とき」ということですね。
ちなみに「場合」と「とき」の使い分けには、明確な基準はありません。
ですが、公用文では、一つの文章の中で「場合」と「とき」の両方を重ねて表記するときは、大きな条件に「場合」を使い、小さな条件に「とき」を使うこととされています。
例:雨が降った場合であって、傘を持っていないときは、迎えに行くので御連絡ください。


この例では、「雨が降っている。」という大きな条件の表記には「場合」という語を付し、その中の小さな条件である「傘を持っていない。」という条件には「とき」という語を付しています。
以上の点について、書類作成時に迷った際には、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
★参考★
場合・とき
「場合」は仮定の条件又は既に定まっている条件を示す。「とき」は特定できない時間を表すほか、「場合」と同様に仮定の条件又は既に定まっている条件を示す。
例)内閣訓令第2号の「許容」に含まれる場合は 提出を求められたときは
前提となる条件が二つある場合には、大きい条件を「場合」で、小さい条件を「とき」で表す。
例) 該当する漢字が常用漢字表にない場合であって、代用できる同音の漢字があるときは
≪引用≫文化審議会『公用文作成の考え方(建議) (付)「公用文作成の考え方(文化審議会建議)」解説』(2022)33頁(外部サイト)

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投稿者プロフィール
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職業:行政書士
経歴:平成30年4月から令和6年12月まで地方公務員として勤務。主に、住民税の賦課業務、例規および重要文書の審査業務などに従事。令和7年5月に行政書士事務所を開業
取扱業務:会社設立サポート、補助金申請サポート、著作権登録申請サポートなど
資格:行政書士、著作権相談員

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