稲穂ONE活動報告(2025年5月)

 お世話になります。行政書士事務所 稲穂ONEの佐藤と申します。

 早いもので、5月12日に当事務所を開業してから、1か月が経過しました。

 開業してからまず、ホームページを立ち上げたり、コラムを作成してみたりと情報発信には特に力を入れてきたのですが、そもそものところ「行政書士って何をする人なの?」、「稲穂ONEってどういう事務所なの?」という根本的な部分をあまり発信できてないなぁと感じております。

 ということで、当事務所の活動内容を皆様にお知らせする場を作りたいと思い、月ごとに活動報告をホームページに掲載していくことにしました。

 とは言ったものの、まだ、行政書士らしい業務はできていないのですが、最後まで見ていっていただけると嬉しいです。

 もう6月も終盤ではありますが、今回は、5月の活動報告です。

 

 『令和7年度北海道行政書士会登録証交付式』に参加し、北海道行政書士会から行政書士登録証を頂きましたので、これをもって、正式に『行政書士事務所 稲穂ONE』を開業いたしました。

 『稲穂ONE』が掲げるMISSIONは、「小樽市で挑戦する人の夢の実現の一助となる。」です。

 町を創り、育てていく主人公は、事業を営む個人・法人の方々です。人口減少が進む小樽市においては、特に若い事業者様の力が必要不可欠です。

 小樽市で事業に挑戦する方々がスムーズに事業を開始・運営できるようにサポートし、もって地域の活性化に寄与することが、当事務所の使命であることを忘れずに活動を続けてまいります。

 

 取扱業務、事務所紹介、代表者のプロフィールなど、当事務所の情報を発信する場として、ホームページを開設いたしました。

 当事務所の近況や、ビジネスに係るコラムなど、随時更新してまいりますので、お暇なときにチェックしていただけると嬉しいです。

 地域に根差した事務所を目指して、小樽商工会議所(外部サイト)に入会いたしました。

 小樽商工会議所では、地域経済を支える多くの事業者様が、日々、ご活躍されており、創業者向けの情報や支援制度、経営に役立つセミナーなども充実しています。

 そうした環境の中で私自身も学びを深めながら、地域の事業者様の課題解決に、一層、役立てるよう努めてまいります。

 

関連記事:【お知らせ】小樽商工会議所に入会しました。-地域に根差した事務所を目指して-

 知的財産権の専門家といいますと、やはり、弁理士さん・弁護士さんをご想像されるかと思われますが、実は、文化庁への著作権登録申請業務は、行政書士の専管業務なんです。(この話を聞いて、「そもそも著作権の登録とは?」という方も多いかと思いますが、それにつきましては、別に作成したこちらのコラムを見ていただければ幸いです。)

 日本行政書士会連合会の『著作権相談員養成研修』を受講し、効果測定に合格した者は、『著作権相談員』として著作権相談員名簿に登録されます。

 日本行政書士会のホームページでは、『著作権相談員』について、以下のとおり紹介しております。

 「日本行政書士会連合会では、政府の知的財産立国政策、文化庁の著作権行政の意向を踏まえ、事業者や地域の著作権相談に対応できる行政書士を「著作権相談員」と位置付け、同相談員を養成することを目的に、「著作権相談員養成研修」を実施しております。」(引用:日本行政書士会連合会ホームページ『知的資産・知的財産』(2025年6月19日アクセス)(外部サイト)

 著作権といいますと、クリエイターやアーティストなどの芸術活動を行う方が想像されやすいかと思われますが、インターネットで気軽にブログや画像、動画などを発信できるようになった現代社会においては、誰しもが著作権の保護の対象となり得るものと考えています。

 また、著作権者自身に限らず、前述の著作権登録制度著作権者不明等の著作物の使用に係る文化庁の裁定制度は、他者の著作物をビジネスに活用したいと考える事業者様にも関係してくる制度であります。

 当事務所においても、現代社会における著作権保護の重要性を鑑み、著作権に関する業務を取り扱いたいと思い、本研修を受講いたしました。

 なお、予定では、本年9月頃に、著作権相談員カードが当事務所に届く予定であります。

関連記事:【コラム】著作権は登録できる!?そのメリットは??著作権登録制度について【行政書士が解説】

 行政書士業務の一環として、当事務所のホームページ内でコラムの連載を始めました。

 初回のテーマは、『重要文書作成時における「等」「など」の使い方について』です。

 こちらのコラムは、書類作成を生業とする行政書士としての視点と、前職の地方公務員時代に重要文書の審査業務に携わっていた経験を基に作成しました。

 コラムやブログの連載は、知識のインプットとアウトプットを一連の流れで行うことができる作業であり、常に法改正や新しい制度への対応のため学び続ける必要がある行政書士の仕事と親和性の高いものだと感じています。

 また、インターネットの普及により、行政手続や書類作成などに関して、出所不明の不確かな情報が出回る現代社会において、行政と皆様との橋渡し役を担う行政書士が正確な情報の発信に努めることには、確かな意義があるものと思っています。

 私自身は開業したてで未熟ではありますが、事業者の皆様に正確で役に立つ情報をお届けできるよう努めますので、お時間のある時に一読していただけると嬉しいです。

関連記事:【コラム】重要文書作成時における「等」「など」の使い方について【行政書士が解説】

 

 以上、当事務所の2025年5月の活動内容でした。

 最後までご覧いただき、ありがとうございました。

行政書士事務所 稲穂ONEでは、会社設立に係る定款の作成から認証までの手続のサポート業務契約書の原案作成・修正サポート業務などを行っております。

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行政書士 佐藤 千峰

投稿者プロフィール

佐藤 千峰
職業:行政書士
経歴:平成30年4月から令和6年12月まで地方公務員として勤務。主に、住民税の賦課業務、例規および重要文書の審査業務などに従事。令和7年5月に行政書士事務所を開業
取扱業務:会社設立サポート、契約書の作成・修正など